the Caduceus of Hermes

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窓の外


自身の髪とは真逆の色。
その美しさを少し羨ましく感じつつ
シャルロッテ様の、淡く柔らかな髪へとブラシを通す。


何度見ても、お人形のように可愛らしく
その白い肌は、本当に私と同じ人間なのだろうかと疑ってしまう程だ。



少し肌寒くなった空気に、
シャルロッテ様になにか羽織るものをと
一旦シャルロッテ様の元から離れる。




ふと、窓の外へと目を向けると、またあの少年が来ていた。
度々この窓から見かけるあの姿は、もう既に見慣れたものとなっていた。



初めて見かけた時は気にもしていなかった。
けれど、その後も度々来ては門番に追い払われている姿を見れば、
気になってくるというもの。


ある雨の日の、何時ものように追い返され立ち尽くす姿が
健気で、けれど哀れで、とても印象的だった。





ふと、少年がこちらを見たような気がした…

けれど、気のせいだろう…とカーテンを閉め、再び歩き始めた。
メイド シーナ 18:30 comments(0)
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