the Caduceus of Hermes

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退屈な時間は、乾杯の挨拶を迎えて終わりを告げた。


こんな事態になるなら、もう少し準備運動でもしておくべきだったな。

衣装直しに戻られたシャルロッテ様の部屋から凄い悲鳴がするんだもん。
何かと思えば…

ごつごつな盗賊やらなんかではなく…


少年!!

しかも服装はしっかりしている…どこかのお屋敷の従者かな?って感じの。


「…闖入者を外へ…っ!!」


命令に従い少年を連行すると、
少年は悲痛な叫びをシャルロッテ様へ向けた…。


ふぅん…
なかなか面白そうじゃないか。


一体誰だったんだろう?
やっぱり、例のエグレッタ・サクラの使用人なのかな?

控室に戻ってからケイに訊いてみたけど、興味ないってさ!
そんなんじゃ、もしもの時の対応が遅れると思うんだけどなぁ。
何より、仕事をする上での楽しみってやつが大事だと思うんだけどね、僕は。

まあ…そんな心配は彼女には不要かな。
僕とは違って″真面目な仕事人間″だしね。

でも、こういう楽しみは大事だよ〜?
ケイってどこに楽しみを見出してるんだろうなぁ…。

「お喋りな男は嫌われる」

って、僕そんなに喋ってた?…かな。

でも押し倒して銃まで突き付けなくてもいいんじゃない?
まるで猫みたいにグイッと首元を掴まれちゃったよ。
ふふ…っ。
彼女は、どこまで本気なんだろうね…?



一仕事終えたと思ったらまた突然のお客様だ。

「ノア」を探す物凄く暴力的な少年。

リクと呼ばれていたけれど、
突然やって来たと思ったらまたまた突然やって来た彼と同じ服装の青年…
……なんかよくわからない″科学の力を使う、凄い人!
その人に触られた途端、急に倒れた…!

早業でも黒魔術でもない、手に巻かれた謎の鎖…!
どういう構造なのかまったくわからない。
本人曰く科学の力″らしいけど…
まるで、ものすごい早業の達人か、はたまた黒魔術なのか…

僕の動体視力を以てしても、まったくわからなかった…!


凄いものを見たな…
なんだかワクワクしてきた…!

ケイが言うには、彼があのドクター・フレンツェンらしい。
噂でしか聞いたことなかったけど、一度手合せしてみたいなぁ…。
負ける気はしないんだけど、どうやら戦って戻った者は一人もいないらしいし!



んー…!
さてさて、そんなわけで今日は物凄く忙しくて、
気絶したリクを拘束すべく、鎖を探しながら控室に戻ってきたわけだけど…


って、あれ!!??

アイツがいない!!?


えーーー、2、3時間は目を覚まさないって言ってたじゃないかーーー!!
警護隊 アール 20:30 comments(0)
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